ビーシュリンプのソイル選び方は?

Facebook Twitter Instagram

ソイルの定義と種類

ソイルとは水槽の底床材に使用され、水草の成長やバクテリアを定着させて栄養源となる土を焼いたモノである。ソイルは『吸着系』と『栄養系』に分かれる。

ソイル

栄養系とは?

栄養系にはビーシュリンプの成長に有効な成分が豊富に含まれており、ビーシュリンプを飼育し繁殖したいならこちらを選ぶといいでしょう。ただし、水槽セット初期にはソイルからアンモニアというシュリンプにとって有害な物質が溶出します。よってこのアンモニアがバクテリアによって分解して無害化するまでビーシュリンプを投入する事は控えなくてはなりません。つまり、立ち上げに時間がかかるが、繁殖力は良い。と言えます。

ソイル

吸着系とは?

一方で吸着系は飼育水中の不純物を吸着するソイルで、これは水の濁りがはやく収まります。また水槽のセット初期にソイルからアンモニアは殆ど発生せず、早期にシュリンプを投入することが出来ます。『栄養系』のソイルにも『吸着系』の効果はありますし、『吸着系』ソイルにもビーシュリンプに必要な成分が含まれています。その為、明確な線引きはできないのですが、どちらの性質が強くでているかで『吸着系』か『栄養系』と分けているのです。

しかし、ソイルの全てのパッケージに『栄養系』や『吸着系』と書かれている訳ではないので、購入の際にはショップのスタッフに、聴くことをオススメします。